便秘 原因 その２

便秘の原因は５つあり、順番に書いていこうと思ったんですが思いのほか長くなったので
２回に分けることにしました。


２.【ストレス】
腸は自律神経というもので管理されていますが、自律神経は自分で意識して動かすことはできません。
ですが、自律神経は感情や心の動きの変化（ストレス）の影響を受けるため
腸にもその影響がでて便秘という症状として表れるのです。

腸は第二の脳と呼ばれていて、
脳がストレスや不安を受けるとその信号が即座にに腸に伝わり
腸の運動に影響を与えることがわかっています。


旅行先などでトイレに行きにくくなって便秘になりやすい人もいますが、
慣れない環境での緊張がストレスとなり腸の蠕動運動（ぜんどううんどう）
が鈍くなることが原因と考えられます。


３．【運動不足】
運動不足だと大腸の動きが悪くなります。

大腸以外の臓器の動きが鈍くなり、代謝も落ちるので
痩せにくくなります。
腸の蠕動運動（ぜんどううんどう）が弱くなることで便秘となります。


ウォーキングやランニングの有酸素運動でも筋肉トレーニングの無酸素運動でもどちらでも
いいのでとにかく食べて寝る、ゴロゴロするだけの生活から脱出しましょう。
牛じゃないので、食べるだけ食べて寝ててもウンチはでませんよ。



４．【女性ホルモンの影響】

意外と女性自身でも知らない人が多いんですが、月経が始まると黄体ホルモンが分泌され
大腸の蠕動運動が抑制されるので、その結果便秘になりやすくなります。



５.【病気や薬】
神経障害をきたす糖尿病やうつ病でも便秘になることがあります。
また、血圧の薬や抗精神薬などの薬でも便秘になることもあります。

便秘がつらくて薬を飲むこともあるでしょう。でも普段服用している薬があるなら
飲み合わせの問題も出てくるかもしれません。
その便秘薬を飲む前にお医者さんに相談しましょう。

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便秘 原因 その１

便秘の原因は大きく分けて５つあります。
長くなるので『原因　その１』『原因　その２』と２回にわけて書きます。


１．【ダイエットと不規則な食事】

食べ物を食べて大便として排出される仕組みは、
胃に食物が入って反射的に大腸が蠕動（ぜんどう）運動を起こすことで大腸の中身がズズッと
大きく肛門側へ運ばれます。

ざっくり言うと、食べ物を食べることで大腸のスイッチが入ってウンチが出るんです。
この動きを「胃大腸反射」といいます。

大腸の大蠕動（だいぜんどう）を起こすための最高の状態は、
睡眠中に胃の中が空っぽになっていることです。

ですから寝る２～３時間前の消化に時間のかかる食事はできるだけ避けましょう。
夜食にラーメンやどんぶり飯はもってのほかです。
原因となるきっかけは自分で治していくしかありません。


朝食を食べずに学校や職場に行く人が多いですが、
これでは大腸の大蠕動が起きないので排便のきっかけを逃してしまいます。


そのためにも朝食はきちんと食べるようにしましょう。
規則正しい生活リズムは正しい食事のタイミングから始まります。


ダイエットなどで食事の量が少なかったり、栄養バランスがかたよるのも
腸への刺激が少くなくなるので便秘の原因になります。

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